【AKB48】出会ってから仲良くなるまで。卒業した村山彩希との思い出【山内瑞葵・向井地美音】
2025.06.15 柱NIGHT with AKB48
【向井地美音 山内瑞葵】

村山彩希について
向井地「研究生の頃に出会って、ふわふわしてるけどストイック」
向井地:研究生とは思えないぐらい完璧で。振り付けとか何もかもが。なんだこの人はみたいな(笑)。すごかった印象があるからこそ私にとって簡単には近づけない存在で。同い年なんだけど正直最初は全然仲良くなかったんですよ(笑)。でも2期先輩だしっていうのもあったんだけど少しずつ、最初は「ゆいりーさん」って呼んでたのが「ゆいりーちゃんでいいよ」みたいな感じで言ってもらえるようになって、そのまま昇格したチーム4とかでんでんむchuとかでも一緒になり。
向井地:高校のクラスも実は一緒になったんです。途中からクラスが一緒になって学校でも会うような仲だったんだけどまだ仲良くなれず(笑)。二十歳を超えお酒を飲むようになって仲良くなったんですよね。深い話をしてっていうのが出会いでしたね。
山内:「さん」から始まって「ちゃん」に変わり。
向井地:YouTubeを一緒に始めるってなった時ぐらいに「ゆうちゃん」って呼ぶようになって。
向井地:ゆうおんは一切喧嘩をしたこともないし何も荒れないと言うか、他はどうなんだっていう感じなんだけど(笑)。お互いのことはすごい絶対否定せずに肯定し合うような関係性だし。プライベートの思い出としては家で一緒にお話しする時間が多かったんですけど、表では言えないこととか悩みとかで泣いちゃったりとか私がした時もゆうちゃんはずっと肩をトントンしながらぎゅーっとしながら話を聞いてくれてっていうのがめっちゃ印象に残ってて、それが逆の時もたまにあったりするし。
向井地:お酒飲みながら喋ったりするじゃないですか。ゆうちゃんは缶のお酒をどんどん積み上げていくのが大好きで(笑)。卒業公演でアルバムを私作ってるんですけど缶のタワーの写真をアルバムにちっちゃく印刷して切り取って載せました(笑)
向井地「友達として近いけどステージでは……」
向井地:ものすごい遠くに感じる。ゆうちゃんって私にとってはすごく近くで遠くてずっと不思議な、やっぱり結局手の届かないようなかっこいい存在なんだなっていうのをその卒業コンサートの時にも改めて感じたし、お手紙にも書いたんですけど「誰かのために」っていう生き方をずっとしてきてくれてるじゃん。ファンの方のためにここまでアイドル続けたと思うしメンバーのためにいろんなプロデュース公演を考えてくれたりとか、常に人のためにっていう風に行動してる人だと思うから本当に卒業したら誰よりも幸せになってほしいかなって思います。自分のために生きてほしい。
山内「私が入りたての研究生公演を彩希さんが観に来て」
山内:そこでアドバイスだったりとか、16期に劇場前のストレッチの方法を教えてくださったのがきっかけ始まりでした。
向井地:ストレッチを知らなかったけどみたいな?
山内:映像で起こして。
向井地:ストレッチを振りVで起こすみたいな!?めっちゃ面白い!確かに誰かが教えてくれなきゃわからないもんね。今どこが伸びてるんだろうみたいな(笑)
山内:わからなかったけどストレッチから何から何まで教えてくださって、それが始まりでしたね。
山内「休日も劇場に来てたくさんアドバイスをくれました」
山内:当時は私は今よりもっと人見知りだったっていうのもあってなかなか、ずんちゃん(山根涼羽)とか(田口)愛佳とかは積極的に彩希さんに話しかけたりとかどんどん仲良くなったりとかしていたんですけど私は全然話しかけられなくて、そんなに話すこともなかったんですよ。
向井地:どうやって仲良くなったの?
山内:今となってはこんなに仲良くなれたのが不思議だったんですけど、でもやっぱり一番大きかったのが村山チーム4に私が昇格させていただいて彩希さんキャプテンの元一緒にいる機会がより増えていって話す機会も増えて。
向井地:『右足エビデンス』とか選ばれた時はそんなに?
山内:全然。公演が終わった後に彩希さんに「今日どうでしたか?」って勇気を振り絞って話しかけに行った日はあったんですけど、その時彩希さん「いや特に何もない」みたいな特に何もなかったんですよ(笑)
向井地:本当に良かったんだろうけど(笑)
山内:特に何も言われることがなくてそれでちょっと当時ショックでそれ以降行けなくなっちゃって(笑)
向井地:何か欲しかったよね。完璧だったんだろうな。
山内:それがあったからチーム4だったりシングルで一緒になる機会が増えてお話しするようになって、今では2人でご飯に行ったりするようになりましたね。
向井地:ずっきーの性格をこんなに明るくしたのは彩希ちゃんの存在もめっちゃでかいんじゃないかなと思うんですけどどうですか?
山内:大きいです。彩希さんって本当に観察力というか一人一人をちゃんと見ていて、ちゃんと理解してその人にあった接し方してくださるから私にもたくさん寄り添ってくれて、私が何か困ってたりとか本当にちょっとレッスンの日に私が落ち込んでてほんのり暗い顔をしてたと思うんですけど、その時に彩希さんから「大丈夫?」って話しかけてくださって。
向井地:本当に気づいてくれるよね。
山内:気づいてくださるんだって思って本当に偉大な先輩だなって感じましたし。
山内:私が一番彩希さんとの思い出で大きかったのはやっぱり劇場公演のユニット曲。『右足エビデンス』に最初にレッツゴー研究生公演でユニットでソロで選んでいただいたことと、最近までやっていた今日は誰に恋をする公演で『タブーの色』に。
向井地:大好き!
山内:選んでいただいたことも大きくて。彩希さんって常に挑戦させてくださるから彩希さんのおかげでパフォーマンス面で新しい自分に出会えたりとか、それがきっかけでファンになってくださった方が本当にたくさんいらっしゃるので彩希さんが私の人生を変えてくれた人と言っても過言ではない存在ですね。