【AKB48】村山彩希の卒コン裏話。16期の愛ある行動に涙
2025.05.11 柱NIGHT with AKB48
【村山彩希 山内瑞葵】
『不毛の土地を満開に…』
村山彩希卒業コンサートでの話。
村山:ずっきーにセットリストが渡って「この曲センターだよ」って分かってちょっとぐらいだった時に楽屋で2人で、ずっきーが急に「彩希さん、私って何でふげなんですか?」って。「ふげ。はい、ふげ……何の話?」みたいな。何の暗号だろうみたいなずっと「ふげふげ」言ってて、5回目ぐらいに言われた時にちょっとまてよ?もしやと思って「ずっきー、不毛(ふもう)じゃないよね?」って言って「やっちまったー!」って楽屋で2人で何してるの(笑)
山内:そうなんですよ!ごめんなさいね。漢字がちょっと弱くて(笑)
山内:彩希さんに言っても伝わらなくて、何で伝わらないのって思いながら「ふげふげ」言ってた(笑)
村山:でもこの後にも(千葉)恵里ちゃんにも「ふげ」って言われて、恵里にも「ふもうだよ」って言ったら「あっ、そうなんですか」みたいななんか冷めてるの(笑)。ずっきーと全然違う反応すぎて「そうなんですか。お疲れ様でした」みたいな、みんな本当に面白い。みんな大好き(笑)
村山「大阪はアイドルが育たないという噂があって」
村山:その逆境をチャンスに変えて自分たちは成功するんだっていうNMBさんの意思を歌った歌で。私もこの曲を入れようと思ったきっかけが、私がすごい劇場に立ってた時期に歌番組とか表に立つのは選抜で、劇場に立つのは非選抜みたいなイメージがどうしてもあった時で。それを重ね合わせた時に歌いたいなと思って選んで。
村山:なんでこれをずっきーに当てたかったかって言うと、今は私がシアターの女神って言ってもらえてたり20周年もあいまってリニューアルとか新公演をもらえたりとかしてるとても良い時期だと思うんだけど、私1人じゃこんな劇場を盛り上げられなかったなって思って、これは16期の存在があったからだなって思ったんですよ。みんな各々16期5人センターに出なきゃいけなくて、やっぱずっきーはプライドを持ってあのステージで輝き続けてほしいなって思いと『右足エビデンス』をやった時のあの覚醒したずっきーを忘れられなくて、これからもそうやって背中で見せてってほしいなっていう意味を込めてこの曲に当てこませていただきました。
村山:16期も後輩やと思ってたけどもうすぐで10周年なわけじゃん。ちゃんとAKBの歴史に名前と言うか期として刻まれてるよっていうのをこの曲を通して伝えたくて、本当に私1人じゃ劇場の良さを伝えきれなかったところをみんなが発信とかしてくれてくれてありがとうっていう。
山内:嬉しい!ありがとうございます!でも16期が劇場が好きでキラキラみんな輝けるようになったのは間違いなく彩希さんが行動してくれたおかげなので嬉しいです。
村山:劇場は今当たり前のように満員で埋まってるのが、私は入ってすぐとかは定員割れで公演したこととかもあったから今の状況がどれだけありがたいことかっていうのもやっぱり入ってきた子たちは経験がないから、初期の悔しい思いとかを忘れないで欲しいなっていうのを改めて伝えたかったかなみたいな。
『その汗は嘘をつかない』
村山:間奏でちょっと自由な時にゆいりーさんに当てて何かポーズをしてくれるタイミングがあってそれを考えてくれて。
山内:それも事前に16期みんなで集まってた時に「何かやりたいよね」ってなって。せっかくなら彩希さんが考えてくれた曲だし彩希さんに向けて何かできないかなってなった時に、間奏の順番でジャンプしていくところがあるんですけどそこで「ゆ、い、り」って文字を作るか「り、ん、ご」って作るか、もう1個候補があって、みんなでりんごポーズってジャンプするかっていうのを話し合って決めて。なかなか決まらなくて「これを彩希さんに見てもらって決めてもらおう」って。
山内:彩希さんと16期の部屋みたいな空間があって、ちょうどみんなが集まった時に「彩希さん、今から3パターン見せるのでどれがいいですか?」って。
村山:もっと深刻だったよ!「彩希さん、私たち人生に関わる選択があるので絶対に帰らないでください」
山内:重い(笑)
村山:何事かと思ったよ。
山内:彩希さんが最終的に決めてくれたんですけど、その時にね、彩希さんが泣き始めるんですよ!
村山:泣いちゃったよ!だってこんなに無邪気に、私はプロデュースした側だから思い入れがあるし大きくなったなみたいな事ってすごい感慨深いんだけど、後輩からしたらとかファンの方からしたら私のことをどんな風に見えてるのか想像できなくて。だからこんなにも自分たちの出番の時に私の面影を少しでも残してくれようとしてくれて可愛くて!寂しくて!離れちゃうんだって実感しちゃった。
山内:その時に実感して泣いてくれて、それにみんなもつられてバーボロボロってみんなで崩れました(笑)
卒コンでは村山がメンバー、スタッフ、家族へのスピーチを行った。
家族からはサプライズで花が送られた。
家族からはサプライズで花が送られた。
村山:まず無事にお花が届いて本当に良かった。
山内:写真見ましたよ。可愛かった!
村山:3日前って危ないよね。結構ファンの方も事前に準備してくださってるものだから「パパ!」って思ったけど本当に無事に届いてよかった。
村山:終演後に面会したんだけどお姉ちゃんとか泣きすぎて涙袋がパンパンで!可愛かった。ああやって普段言えないからちょっと恥ずかしいっていうのもあって言えて良かったし、やっぱ今日は母の日だったりもするから改めてお母さんとか家族への感謝を伝えられてよかったなって思って。ちゃんと話せてよかった。スピーチめっちゃ不安だったの。
山内:めちゃめちゃ素敵でした。彩希さんのこれまで関わってきた全ての方に向けて丁寧にスピーチをされていてめちゃめちゃ感動したし、裏でメンバー本当にボロボロに泣いて大変でした。
村山:思ったより元気に『ゆいりー』歌えた。自分がゆいりーって感じで今まで歌ってたけど本当に『ゆいりー』に感謝って思ったら歌えて、思ったよりしんみりしなかったけどその後の『流れ星で何を願いばいいだろう』で初めてメンバーにドレスを見せたから、今回事前に見せるタイミングがなかったんだよね。
山内:いつもはステージリハですっぴんの状態でドレスを着て、でもそれでも綺麗でみたいな。そこで初めて見るっていうのが多かったけど、今回は彩希さん一人で事前にステージリハをしていたので私たちメンバーがドレスの姿を見るのはステージ本番が初めてで。
村山:あの時の16期の泣き方が子供すぎて可愛かった。どうしても先輩になってきたから、ちょっと悔し涙とか流すけどあそこまでぐしゃぐしゃに泣いてくれる事ってないと思ってくれてたからすごい嬉しかった。可愛かった。子供。我が子みたいな(笑)
山内:もう出る前から、スタンバイ場所が一緒なので一緒にモニターで彩希さんを見てドレス姿が映った瞬間に鼻のすする音も止まらないしみんなでティッシュを持っていっぱいふいてボロボロ泣いて。
山内:寂しくなりましたね。
村山:でも16期にドレスの裾を持ってもらうというか見守ってもらう係をあの曲の中でやってもらったのね。それも16期にやってもらえてよかったなって改めて思って全部が本当に思い出。