【SKE48】鎌田菜月の初ステージから初選抜までの活動を振り返る

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【SKE48】鎌田菜月の初ステージから初選抜までの活動を振り返る
2024.09.06 Z IBOOK
【鎌田菜月】 パーソナリティ:荻野由佳
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初めてのステージ

鎌田:元旦でした。当時はSKE48が年末に『パレオはエメラルド』で紅白歌合戦に歌った次の日が私たちのお披露目でした。
荻野:すごい時だ!
鎌田:絶世期に入ったのが私たち6期生でありがたい時期ですね。

松井珠理奈と松井玲奈が着物姿でステージに現れサプライズで6期が登場。
鎌田:一番手前のせりがガンと上がった状態で目隠しになってて、先輩たちが「6期生の仮お披露目です」ってアナウンスがあったらその一番手前の高く上がったせりがウイーンって下がってその後ろのせりにいる6期生の私たちがお辞儀と言いつつポーズ的には土下座ですね(笑)。土下座した状態でせり上で上がって出てくるっていうのが初めてのお披露目でした。

初期のレッスン

鎌田:基礎練習から筋トレからしつつ、『SKE48』っていうその1曲だけを1日6時間とかリハーサルしてました。
荻野:きつ!
鎌田:そういう時代です(笑)
荻野:SKEさんって私のイメージで48グループの中で一番ハードなイメージなんですよ。体力系グループみたいな。
鎌田:6期生って正直オーディションの合格の時に誰も歌えないし踊れないからスタートしたんです(笑)。だからその分先生達も徹底的に教えなきゃっていうのがあったのでやれないじゃなくてできるまでやるっていう、そういうところは今もあるかもしれないですね。できるまでみんなが付き合ってやってくれるっていう。

鎌田:最初の頃ってアイドルステップができなくて、サイドステップのちょっとぴょんぴょんする独特の、48ならよく出てくるステップなんですけど、私はその前はクラシックバレエを長いことを習っていて、バレエって三拍子なんですよ。いきなり「エイトカウントで踊れ」って言われて何これってなって全然わからなくて(笑)。20人ぐらいいるんですけどできた子から座らされるっていう。
荻野:こわっ!
鎌田:怖いレッスンがあって本当に最後の方まで残ってました(笑)

鎌田:ずっと鏡を見て「踊らなくていいから表情だけで1曲踊りなさい」って言われてずっと鏡を見てリハーサルしたりとか、アイドルなんだから顔だけでっていうレッスンをしたりとか。元旦公演のリハーサルも『SKE48』って曲をイントロで「まだ行けるよ。もう1回」って何回もそれをやらされたりとかすごい体育会系だったなって思いますけどあの頃を思えばまあっていう、土台ができた時代なので。

初期の思い出
鎌田「劇場より先にガイシに出た同期が多くて」
鎌田:同期の半分ぐらいがそうだったんですよ。そうなったら先輩たちがマイクの持ち方一つだったりとか、やっぱりダンスの先生よりも現場に出てるメンバーの方が正しい振り付けとか練習してたりするので、選抜のメンバーの先輩たちが1対1で教えてくれたりとか。
荻野:緊張!
鎌田:緊張しました!でも後輩へ愛情が深いってすごい感動しましたね。
荻野:その時教えてくれた先輩って誰だったんですか?
鎌田:もうだいぶ前に卒業されたんですけど矢神久美さんが教えてくれて。ちょっと見た目クールな雰囲気の方なのでこんなに優しいんだって思って感動しました。

鎌田「初ステージは記憶にないぐらい真っ白でした」
鎌田:そのお披露目の会からお正月明けの公演に入れたファンの人が今も応援してくれたりもするので、私の記憶よりそういう方にどうだったって聞いた方が割と鮮明な回答はいただけます(笑)
荻野:そんなことあるんですか!?
鎌田:「すごい緊張してたからまばたき多かったね」みたいな。
荻野:ファンの方はちゃんと目に焼き付いてますもんね。
鎌田:その時に見つけてくれた方が長く応援してくれてたりもするので本当に感謝してます。
荻野:ずっと応援してくださってて嬉しいですよね。
鎌田:大古参です。「わしが育てた」って言い切ってほしいです(笑)

『無意識の色』で初選抜
鎌田「他の選抜メンバーには先にメールで発表されて」
鎌田:劇場公演中ぐらいの時間にメールで連絡がいってて。そしたらそれを見た同期の熊崎晴香ちゃんが嬉しくなったらしくて「どうしたの?」って言ったら「かまちゃん!……あっ、でも連絡いってない。言っていい?」って「お願いします」って言ったら「選抜おめでとう!」って言ってもらいました(笑)
荻野:まさかのそんな感じで知ったんですね!
鎌田:その公演の帰り道にマネージャーさんから連絡が来て「今いいですか?初選抜です」って言われて初めて聞いたふりしました(笑)。どっちも本当にその気遣いも嬉しかったし一緒に頑張ってきた同期から知れたのも嬉しかったしいろんな嬉しさが重なりました。

鎌田「握手会後に発表だったので事前に帰らないでとSKEメールで伝えて」
鎌田:そしたら発表があって、スタッフさんも気を使ってくださって「表に出て挨拶しな」って言ってくださって、すごい会場にいた皆さんが自分のファン以外も集まってくださって「おめでとう!」って声をかけていただいたのが初選抜の発表で。すごいありがたいことにその時にメイキングカメラを回していただいてて未だに動画サイトに載ってるんですよ。それは頑張れないかもって正直思っちゃうこともあるんですけどその動画を見返したりとか未だにしますね。頑張れます。嬉しくて人前で泣いたのがあれが初めてでした。

鎌田「2着衣装があって、着る機会のあまりない白い衣装には……」
鎌田:楽曲のワッペンを衣装に貼ってあるっていう。そのワッペン1個1個が過去のシングルのデザインになってるっていう衣装さんの愛が詰まった衣装なんですけど、その衣装のワッペンで当時の選抜メンバーが「どこにワッペンを貼りたい?どの楽曲を選びたい?」っていうのまで衣装さんが選ばせてくださった衣装なんですよ。だからオリメンにしか叶えられないものが詰まった衣装で、それをフィッティングで最初に行った時に選抜ってこんな贅沢なこともさせてもらえるんだって言うので一生の宝物ができるんだなって実感はそこで沸きましたね。

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