【SKE48】鎌田菜月、後輩にがっかりされる「なんでも良いは難しい」

鎌田：私の家族、特に女性陣はお料理かが得意なんですけど。祖母がおじいちゃんは何を作っても「うまい」しか言わないから「作り甲斐がない」って言うんですよ。

平野：うまいって言ってくれるだけいいけどね。

鎌田：おじいちゃんからしたら本当に何でも美味しいんですって。

平野：優しいおじいちゃんだから。

鎌田：でもおばあちゃん的には「今日味付け微妙だったかも締まりがないな」って思って出しても「うまい」って言うからちょっと作り甲斐がないなって思うらしくて。でも贅沢な話じゃないですか。

鎌田：世の中の夫婦関係のモヤモヤみたいなので、例えば旦那さんに出したら「今日はもうちょっと塩味があって良かったな」とか「出した瞬間にマヨネーズかけられてイラッとしました」って話を聞くから全然いいじゃないと思っちゃったんですけど、何でも良いって言っちゃったらそれは不満って溜まるんだって。

平野：「お昼ご飯今日は何します？」って聞かれるんですよ。「買ってくるので何がいいですか？社長が食べたいもの言ってください」って「何でもいいよ」っていうと「何でもいいっていうのは困るんだから」って、うちの事務員さんは強いので「何でもいいのは困るんだ、だから聞いとるんだが」って。

鎌田：怒られてるじゃないですか(笑)

鎌田：この会話はお母さんともしたことあります。お母さんが「夕飯なにがいい？」って言って「何でもいい」って言ったら「ご飯だけでいいの？お米だけでいいの？」って言われたことありますね。でもお母さん的には献立決めかねてて聞かれることに「何でもいい」って答えるって確かに質問を放棄してることになるのかもって思ったりとか難しいなって。

鎌田：身近なところだと私はSKEのメンバーに「これどうですか？」って言うから「可愛いよ」って答えるんですよ。でも可愛い子が何かしてたら大抵可愛いじゃないですか。「今日のメイクどうですか？」「可愛いよ」「ちょっと髪切ってみたんですけどどうですか？」「可愛いよ」って言っていたらあてにならないやつ認定されてて(笑)

平野：本当にいいと思ってないだろうって。

鎌田：「なっきぃさんに何を聞いても可愛いって言ってくるからな」みたいな。思って言ってるんですよ。心から可愛いと思ってるし、可愛くなかったら逆に多分私は「可愛い」って言わないタイプなんですよ。ここまで言っても「でもなっきぃさんは適当だからな」みたいな。本人的には多分満足していない時に私が「可愛いよ」って言っちゃっててダメなんですよね。だからうちのおじいちゃんと同じことを私はきっとしてて、こういうものかみたいな。

鎌田：可愛くないと思っても言わなくないですか？「今日むくんでてブスだね」って言わないじゃないですか(笑)

平野：まあ言わないよね。

鎌田：さすがに言わないじゃないですか。ってなったら口から出るのは「今日も可愛いよ」なんですよ。

平野：これでも思ってなくても「平野さん最高」って言うよね？

鎌田：思ってなくても？思ってなかったら言わないですよ。思ってなかったら私は何も喋りません(笑)