【AKB48】小栗有以があつみなに挟まれた時に…&現役の若手がOGを見る目は「動物園」

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【AKB48】小栗有以があつみなに挟まれた時に…&現役の若手がOGを見る目は「動物園」
2025.07.27 柱NIGHT with AKB48
【小栗有以 高橋みなみ】
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高橋みなみの存在

小栗:私にとってたかみなさんの存在は、やっぱりテレビとかで見てたんですよね。まあ、それはそうなんですけど。
高橋:一緒に活動した期間もあるじゃない?
小栗:けど私にとってはないみたいな感じでした。
高橋:でもそっか。ゆいゆいはチーム8の一番最初だよね?
小栗:そうですね、東京代表です。でも選抜にたかみなさんの頃は入れなかったんですよ!
高橋:そうなんだよね。私なんかさ、ゆいゆいっていたイメージあるんだけど、多分私が卒業した後のシングルぐらいかな?
小栗:そうです。私は『ハイテンション』っていうぱるる(島崎遥香)さんの卒業曲。

高橋:それまでは8の活動をしながらも、でもAKBの多分AとかBとかに入ったでしょ?
小栗:いや、入ってないんですけど、私はバックダンサーしてたんですよ。チームAのバックダンサーしてて恋愛禁止条例にいたんです。そういえば今思い出しました!
高橋:いたよいたよ!恋愛禁止条例いたよ、私!

小栗:先輩のところに行くのすごい緊張して申し訳ないなと思ってたんですけど、あの楽屋裏のところで「いいよいいよ、これも食べなよ」みたいな、先輩方に差し入れでいただいたものを私たち後輩のバックダンサーにも譲ってくださったっていうのが覚えてます!
高橋:AKBの劇場のいろいろ改修工事も入ってさ、すごい居心地のいい空間になってて。私がいた時代は結構混沌としてるというか、メンバーのいる場所がないような構造だったから、特に若いバックダンサーを務めてくださってる子たちとかがなかなか楽屋の中にいれなくて、ちょっと外で座ってたりとかさ、みんなどうしていいか分からなくて立ちすくんでたりとかしたからさ、多分それ見て言ってたんだろうね。「食べな」みたいな!
小栗:そう!いや、それが本当に優しかったから嬉しかったんです!

小栗:私はあと「大食い選手権」をめっちゃ見てたので!
高橋:話が飛びすぎてるよ?テレ東さんのね。私がMCやってる大食い。
小栗:それもずっと見てました!

小栗:存在的には「総監督」と「大食い選手権」っていう
高橋:いやいや、その2本柱じゃないのよ(笑)

20周年シングル

小栗:私たちはやっぱり参加していただけたら嬉しいな、でもどうだろうって思ってたので。
高橋:いやいや逆だよ!20周年だから、もしかしたら卒業生が呼ばれる可能性はあるのかな?例えばライブとかって思ってたんだけど、シングルに参加っていうのは結構びっくりして。でもなんだろうな、やっぱり今さすごくAKB48が一つにまとまりがまた見えてきてみんなが頑張ってる時期だから、間を刺したくないなっていう気持ちが多分4人ともすごくあるんだよね。だから入ることが邪魔にならないかなっていうのが若干すごい頭をよぎったけど、今のAKBのお祭りごととして我々が参加することでちょっとパッと花火が上がるんだったらいいなみたいな感じで今回参加させてもらってるから、ちょっと緊張感あるよ!

小栗:なかなか関わらせていただく機会がなかった先輩方だったので。
高橋:リハの時とかにさ、現役のみんなが私たちを見る目が動物園なのよ、もう(笑)
小栗:そうですね!もうなんかもう喋れないじゃないですか!やっぱもちろん後輩たちは。
高橋:面白い雰囲気だなって思って!

高橋:みんなが「あっ、あっちゃんだ!」みたいな目で見てるのがすっごい面白くて!やっぱり自分たちから「AKBです!」みたいな感じで来れないじゃん?みんなちょっと「えっ、今日4人がいるの……」みたいな。
小栗:そうなんです!存在に圧倒されちゃってて!圧倒されちゃうんですよ、やっぱどうしても!
高橋:おもろかったな(笑)

高橋:なんかリハの雰囲気も昔と違くてさ、なんかすごいみんな真面目!
小栗:真面目です!
高橋:だよね!
小栗:とても、はい。いい子で!
高橋:すごい、いい子なのよ!私たちが悪い子だったわけじゃない。けど多分、我々4人のリハの時の空気がちょっと今の子たちと違う。
小栗:違いますね!なんかなんていうんだろう、やっぱり皆さん個性があって、先輩方って……
高橋:言葉めっちゃ選ぶ(笑)
小栗:選んでない!(笑)

小栗:すごいなって思ったのがそれぞれ役割があるというか。例えば、指原(莉乃)さんだったら後輩としてすごく周りを見てて、前田(敦子)さんはすごく自由奔放で可愛らしくて、小嶋(陽菜)さんもすごい周りを見てるけどゆったりした雰囲気で、たかみなさんは本当になんか全体すごい見てて「これが総監督たかみなさんだ」っていうのを感じたんですけど!
高橋:みんな役割、もちろん今までずっとグループでやってきたっていうところでどんだけ離れてても戻ればその雰囲気になるなっていう面白さもありつつ。

高橋:リハの雰囲気で言うと、我々は結構楽しむタイプ!「わあー間違えたー!」みたいな感じで、みんなひゃっひゃっひゃするけどさ、今の子たちってみんなすっとして、すっと間違えてさ。
小栗:そうなんです!
高橋:すっと自分で改善してさ。その雰囲気に私たちも逆に圧倒された。おうおうおう、違うかな?みたいな。
小栗:違いますよね!そうなんですよ。私も若干、先輩方がいたところにかじってたんで、それと今を比べると「今の時代の子たちだな」っていう感じがすごいします!

高橋:どの時代も正解だけどなんか我々4人から見ると、もっと「ウェーイ!」ってやっていいのになってすごく思って見てる!
小栗:いやー本当に、圧倒っていうかもう「すごいな」っていう気持ちが多分強いんだと思います、みんなはまず!

高橋:私が敦子紹介した時の流れもめっちゃおもろかったもんね!みんないてみんなが「ちょっと」って「あれ?」と思って「あっちゃんだよ」って私が、「前田敦子でーす!」って敦子が言って「AKB48です!」みたいな、あの感じもおもろかったんだよ(笑)
小栗:空気すごいです!テレビで見てた人が、ってなっちゃってるんで。

センターは小栗有以

高橋:なんか私と敦子に挟まれた瞬間にさ、「あつみなさんだ」って言ったりするんですよ(笑)
小栗:それはそうなんですよ!
高橋:一瞬でなんかAKBのファンの人みたいになり、パフォーマンスしたらものすごいオーラを出し、すごい特殊な人やなと思って!
小栗:いやそうなんです!だから本当に目を合わせると「あつみなさんだ…」ってなっちゃうんですけど、まあそれはしょうがないと思って、むしろそこは出そうと思って!
高橋:でも敦子がAメロでさめっちゃゆいゆいのこと面白がってるじゃん?「緊張してるでしょ!」みたいな感じでAメロ絡みに行くんだよね?その時のゆいゆいの顔がさ、いやもう本当に(笑)。リハではあれだけど、歌番組どうなるんだろうなって私は思って楽しんでるから!
小栗:ちょっと待って、そんな歌番組……
高橋:だって歌番組はさ、そんなことしてる場合じゃないじゃん?だって抜かれるんだから!
小栗:でもそんな真面目な顔できないですよ!
高橋:いやでも、毎回だって前田敦子に照れてたら。
小栗:え、照れちゃう……
高橋:だめよ!それはやっぱカメラ見ないと!

小栗:じゃあ最初はちゃんと歌ってその後半のAメロというか、そこでちょっと見合わせようかなって思って。
高橋:それはセンターに任せるよ!私はちょっと挟むパターンだから。ただ今ずっとこのリハ期間中も、多分これがオンエアされる時には「音楽の日」でTBSさんのね、初披露してると思いますけれども、ゆいゆいがまだまだね見つけられてないのよAメロ(笑)
小栗:見つけられないんです!どうしたらいいんだろうって思って。でもちょっと考えたのは「アスファルトからの輻射熱」までちゃんと歌って、みんなちゃんとカメラ見て歌って、「トースターで」の時にたかみなさんと敦子さんを、あつみなさんを見させていただこうかなって。でもやっぱ見た方がいいじゃないですか?
高橋:まあね、せっかくだからね。でもなんか今、完全に敦子に肩ガシッて掴まれて緊張しちゃってるから、ゆいゆいが。
小栗:どうしようってプルプルってなってますけど(笑)
高橋:ぜひちょっと、Aメロで皆さん見ていただきたいなと思いますね!
小栗:そうですね、注目です!
高橋:ゆいゆいは正解を見つけられるのか!?
小栗:はい!頑張ります、楽しみます!

現役時代

高橋:忙しい時代だからこその女性の精神的な波みたいなものもいっぱいあったから、なるべくそういうのもキャッチして「今日この子体調悪いな」とか、「今日この子調子がいいな」とかっていうのを見定めて分配していくというかそういうのもやらせてもらってたけど、今振り返るとようやってたなっていう感じ。今やれって言われたら難しいなって思う。
小栗:なんでそんなことができたんですか?すごい!メンバーがすること以上、メンバーがしなきゃいけないこと以上のこともされてたじゃないですか。きっと総監督として。
高橋:そもそも総監督をやらせてもらった時にマニュアルがなかったんですよ。これをやってくださいっていうのが明確じゃなかった分、自分でこれをやった方がいいのかなってやって、自分で勝手に業務を作りすぎちゃったんだよね。

高橋:今のなるちゃん(倉野尾成美)もそうだし、みーおん(向井地美音)もそうだし、(横山)由依もそうだけど、私がやってたこと全てをやる必要は本当になくて、私はちょっとやりすぎた。その時はそれをやることでうまくグループは回っていたんだけどちょっとやりすぎてたかなとは思います(笑)
小栗:すごいだすね……すごいだす。
高橋:すごいだす(笑)
小栗:本当にすごいだす!(笑)

卒業までにすること
高橋「やり残しがないようにやりきる」
高橋:自分がいた時代、自分は謳歌しなきゃって思っていたわけじゃないけど結果として謳歌したなとは思う。みんなで何かを叶えるとか、目指してたものをゲットするとか、この景色を忘れたくないとか、そういうことの積み重ねを一つも取りこぼさない方にした方がいいと思う。

高橋:今は一番ある意味AKBをグループとしてクリアに見えてる時期だと思うんです。特にセンターにいるから。だからこれを成し遂げたいっていうこと、最近なるちゃんが「東京ドーム目指したいです」って言ってくれたりもしてるけど、これマジでやりたい、これをやれないと卒業しても悔いが残るかもしれないはリストアップしておいた方がいいと思う。
小栗:なるほど!
高橋:全てが叶わずともなるべくそこに近づくことが将来の自分にとって一番いいと思う。まだやれるよ、まだAKBでいっぱいやれると思う。ここからだから。すごいAKBっぽい。ここからだ!(笑)

AKBで学んだこと

高橋:いっぱいあるけど限界突破ですね。わりかし人は自分が頑張ってるその先がある。これぐらいしか頑張れないって自分だとあるじゃん。これ以上頑張ったら倒れちゃうかもしれないみたいな、しんどいかもしれないみたいな。その先がある。
小栗:昔の先輩は確かにその先行ってましたよね。
高橋:無我夢中すぎて行っちゃってたから、だから今卒業してもいろんなお仕事させてもらってるけど、やっぱりまだいけるって思うしあれ以上辛いことないとか、対比がAKBであるからそこはあるかもね。限界は本当に作らなくていいよ。本当にその先があるから。それはすごいAKBで学ばせてもらったことかな。
小栗:ためになります!人間力が高まりますよね。人間として体力も。
高橋:なかなかできない経験をさせてもらったので、やっぱり他のことには代えがたいよね。

楽曲の意味

高橋:ダンスナンバーでやるみたいなのがRIVERが初めてだったからだからそこでRIVERというのはAKBとしてはすごい当時チャレンジな曲で、最初ストンプっていう体を叩く仕草があるんだけど振り入れの時にまず海外の軍人の方々がストンプしてる映像を見せられたんですよ。めちゃくちゃ血まみれでさ!
小栗:えっ?怖い!
高橋:「これぐらいの気迫を感じるものにしなきゃいけない」って言う。みんなパチパチ叩くっていう加減が分からないから、最初結構みんなアザまみれみたいになって(笑)。それぐらい「まっすぐとその先の未来に向かって渡たるんだ」って。秋元先生も「今のAKBに向けた手紙だ」っていうこともおっしゃってたから「一皮むけろ」じゃないけど「もう1こ先に行けよ」って言うメッセージみたいな感じで、だからAKBとしてはチャレンジングなひと皮むけた曲だなと思いますね。

小栗:今のその言葉全て動画と一緒にコピーして『RIVER』を歌う前にみんなに1回見せたいです!
高橋:怖いのよ。教材にしないで。
小栗:教材にしたいです!
高橋:死んじゃった人みたいになっちゃうじゃんか(笑)
小栗:そうさせてください!今聞いただけでも『RIVER』を踊る気持ちが一気に変わりました。

高橋:パンプキンの振り入れの時も思ったんだけどさ、今の世代の子たちは過去の曲がどんな物語があってできたかが若干知らなかったりするじゃん。
小栗:そうなんです。
高橋:その中でも自分たちの表現でめちゃくちゃかっこよく可愛くやってくれてるんだけど、きっとそれを知ったらもっと違うよね。『桜の花びらたち』でさえ若干振りの認識が違ったじゃん。
小栗:そうなんですよ。あれも『会いたかった』とかそういうのもいろんな細かい意味があったりとか。
高橋:すごい言われてたから。

高橋:当時夏まゆみ先生っていうモーニング娘の振り付けをされたコリオグラファーの方が振付してくれたんだけど、全てに意味を持たせる人だったから「これはこうだよ」って逐一言われてたから、だからなんやかんや久しぶりに踊っても覚えてたりするのよね。だからなるべく今回一緒にいる間に。
小栗:教えてください。
高橋:言わなきゃって思う。老害にならないレベルで(笑)
小栗:いやいや。ならないですよ!
高橋:そこだけはマジで気をつけないと!そこが私たちのポイントだから!
小栗:本当にならない!(笑)。やっぱり初期のものを受け継ぎたい気持ちはすごくあるので。
高橋:受け継ぎつつ自分たちのものというか自分たちのものにしてほしいから言い過ぎたくないなっていう気持ちとムズいよね。

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