「生みの親」秋元康に、インタビュアー・秋元康が迫る。
秋元 前回、何の話だっけ?
――2回、連載を飛ばしていますから、忘れちゃったんですね? AKB48ですよ、AKB48……。
秋元 何を聞きたい? 君がインタビュアーなんだから、君が質問してよ。
――そうですね。じゃあ、僕が読者を代表して……。
秋元 月刊「文藝春秋」の読者で、AKB48に興味ある人いるかなあ?
――います、います。いい意味でも、悪い意味でも、あれだけ世間を賑わせたアイドルグループですから。AKB48が国民的なアイドルになったのは、やっぱり、「AKB48選抜総選挙」があったからじゃないですか?
秋元 懐かしいなあ。フジテレビが生中継してくれたしね。
――普通のアイドルグループは、女子でも男子でも、同じグループ内で誰が人気かなんて、触れられないじゃないですか? タブーというか……。
秋元 AKB48は人数が多かったから、まず、テレビ番組に出演する時の選抜メンバーを決めなきゃいけなかったの。初めは、プロデューサーである僕が、スタッフやレコード会社の人間と相談して決めていたんだけど、新曲の選抜メンバーを発表するたび、ネットが荒れるわけ。当時は、2ちゃんねるが全盛だったから、「秋元康の目は節穴か?」「なぜ、◯◯ちゃんを入れない?(or入れる?)」「どうせ、センターは前田敦子だろ?」とか……毎回、あれこれ言われるので、「じゃあ、選抜メンバーをファン投票にしよう」と……。
ps://news.yahoo.co.jp/articles/d61a83d87b2e8311ba2395094ef18e713c7afe09
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